介護施設 片引戸 ATOM 戸先鎌錠 錠前/鍵交換 修理 ストライク（受け座）が壊れて施錠出来ない 【黒川郡大和町】
ストライク（受け座）が壊れて鍵が施錠出来ないので直して欲しいというご依頼です。
ストライクがかなり破損しています。引戸錠はデッドボルトがストライクに収まる事で施錠となりますので、確かにこれでは施錠が出来ません。
【BEFORE】左から順に室外側、戸側面、室内側、ストライク
まずストライク破損の原因ですが、戸のケースロックとストライクの位置が適正でない為、ストライクに強い負荷がかかり続けた事です。これは建付の経年変化によりもたらされたものであると思われます。戸車が摩耗して戸が下がってきたことにより、ストライクとの位置関係に狂いが出たためです。このような場合、本来は戸を脱着して戸車の高さを調整すれば良いのですが、経年変化により戸枠が下がっている為、戸を現在より上に上げると戸枠と干渉し戸の開閉が出来なくなってしまいます・・・。戸の高さを現在より上げる事は出来ない為、枠を加工してストライク取付位置を下側へ移設する必要があります。
こちらの製品はストライク単品での手配は出来ず、部品一式でしか手配出来ません。その為、部品一式での交換となります。
部品（左：既存品、右：交換品）
部品一式で交換し、ストライク取付位置を下側に移設致しました。これで正常にご利用いただけるようになりました。ご依頼ありがとうございました。
【AFTER】左から順に室外側、戸側面、室内側、ストライク
～鍵の操作・扉の開閉に動作不良が出ている方へ～
動作不良を放置して使用を続けると、いずれ完全に故障した場合開かなくなる等のトラブルや重大事故に繋がる可能性があります。
部品交換・修理等は扉が開いている状態でないと出来ませんので、開かなくなってからですと解錠費用も別途発生致します。そうなる前であれば交換・修理費用だけで済みますので、不調の方はなるべくお早めにご相談下さい。交換・修理のお見積もりは無料です＾＾
錠前メーカーで構成される「日本ロック工業会（JLMA）」により、製品の経年劣化による重大事故を防止する事を目的に、錠（カギ）の耐用年数ガイドラインが設定されています。
◎一般錠＝１０年
◎電気錠＝７年