玄関 引違戸 召合錠 錠前/鍵交換 修理 鍵の操作が不調 【仙台市泉区】
玄関の鍵が不調だとの事でご連絡をいただきました。
お伺いして現調してみると動作不良の原因が2つある事が分かりました。
1つ目はサッシの建付けが変わったことで錠前同士（室外側・室内側）の位置がズレてしまい、動作時に干渉している事。
2つ目は部品の経年劣化です。こちらの錠は耐用年数が約10年のモデルです。現在流通している錠前部品はほとんどがセキュリティ性の高い精密構造の為、耐用年数は約7～10年が一般的です。
【BEFORE】左から順に室外側、室内側
今回の場合、修繕方法は2パターンあります。
パターン1：部品交換はせず、錠前取付位置のみ調整する
取り敢えず正常に使えるようになり安価で済みますが、耐用年数を迎えている部品の為、いつまで動作するか分かりません。
パターン2：部品を新品に交換して、錠前取付位置を調整する
長期的に正常な動作でご利用できますが、パターン1よりコストがかかります。
お客様に両方ご案内したところ、「安心して使いたいので部品も交換して欲しい」との事で、パターン2で修繕する事になりました。部品自体が壊れてしまうと鍵を使っても開けることができなくなり家に入れなくなりますので、安全に使っていただくために当店としてもパターン2でお勧め致しました。
部品を全交換し、錠前の取付位置も現在の建付けに合わせてお取付致しました。作業後は見違えるようにスムーズに動作するようになり、お客様にもご満足いただけました。ご依頼ありがとうございました。
【AFTER】左から順に室外側、室内側
～鍵の操作・扉の開閉に動作不良が出ている方へ～
動作不良を放置して使用を続けると、いずれ完全に故障した場合開かなくなる等のトラブルや重大事故に繋がる可能性があります。
部品交換・修理等は扉が開いている状態でないと出来ませんので、開かなくなってからですと解錠費用も別途発生致します。そうなる前であれば交換・修理費用だけで済みますので、不調の方はなるべくお早めにご相談下さい。交換・修理のお見積もりは無料です＾＾
錠前メーカーで構成される「日本ロック工業会（JLMA）」により、製品の経年劣化による重大事故を防止する事を目的に、錠（カギ）の耐用年数ガイドラインが設定されています。
◎一般錠＝１０年
◎電気錠＝７年