玄関 サムラッチ/アンティーク錠 錠前/鍵交換 修理 ドアクローザー/ドアチェック交換 MIWA社THMTM / M600PS-L型 鍵の操作が一切できない/ドアが閉まりにくい【仙台市泉区】
本日はサムラッチ錠とドアクローザーの交換作業です。鍵が壊れたので直してほしいとのご連絡を頂きました。
現調に伺うと、、予想より難儀な状態です・・・。まず外からドアを閉める際は力いっぱいにドアを押さないと閉まりません。しかもドアを開けた際はすごい勢いでドアが開きます（来客者が怪我する可能性があるレベルです・・・）。続いて鍵ですが外からも中からも一切の操作が出来ない状態です。
ドアの開閉不良についての原因は、ドアクローザーの故障です。油圧の不良と取付アームの変形により開閉困難な状態となっています、経年劣化ですね・・・。錠前も同じく経年劣化による故障です。よって、ドアクローザーと錠前を交換すれば、ドアの開閉不良も鍵の操作不良も改善可能です。
・ドアクローザー
ドアクローザーの同型品は廃盤で手配不可です。そのため現行品を取り付ける事になるのですが、寸法が変わる為扉への加工が発生します。新しいドアクローザーをお取付し、ドアの開閉は見違える程スムーズになりました。
【写真】左から、交換前、部品（左：既存品、右：新品）、交換後
・サムラッチ錠
サムラッチ錠はまだ現在も同型品の手配が可能なのですが、この機種は受注生産品の為（30年位前の製品です）、手配に40日かかります・・・その場合は完全同サイズの為ポン付け交換できるので金額もお安く済むのですが・・・お客様もさすがに40日は待てないとの事でしたので、現行型の別製品をお取付する事になりました。ただ、寸法が変わる為ポン付け交換は出来ませんので、扉への加工が発生します。お客様も旧型製品より現行製品の方が安心して使えるのでそれで構わないと仰っていただきました。
【BEFORE】左から室外側、室内側、扉側面
扉に加工を施して新しい錠前に交換致しました。交換後は正常に鍵の操作が行えるようになりました。
【AFTER】左から室外側、室内側、扉側面
～鍵の操作・扉の開閉に動作不良が出ている方へ～
動作不良を放置して使用を続けると、いずれ完全に故障した場合開かなくなる等のトラブルや重大事故に繋がる可能性があります。
部品交換・修理等は扉が開いている状態でないと出来ませんので、開かなくなってからですと解錠費用も別途発生致します。そうなる前であれば交換・修理費用だけで済みますので、不調の方はなるべくお早めにご相談下さい。交換・修理のお見積もりは無料です＾＾
錠前メーカーで構成される「日本ロック工業会（JLMA）」により、製品の経年劣化による重大事故を防止する事を目的に、錠（カギ）の耐用年数ガイドラインが設定されています。
◎一般錠＝１０年
◎電気錠＝７年